転んでも転ばないコツ
先日、弊社会長から聞いた話。
弊社会長は、
創刊間もない「女性自身」を
100万部の雑誌に育て上げた
出版界の伝説の編集長、
櫻井秀勲、
ですが、
櫻井がその、
女性自身の編集長就任の日、
副社長からお呼びがかかった
のだそう。
お祝いでもくれるのかと
部屋まで行くと、
さにあらず。。。
副社長は静かに
こう言ったそうです。
「君に頼みがある」
……なんだろう?
「今日からポケットに手を入れるのはやめてくれ」
……なんで?
櫻井会長は、
当時、両手をポケットに入れて
歩くクセがあったらしい。
副社長はそれを知っていて、
とてもとても
気になっていたらしい。
しかし、
ま、幼稚園生じゃないんだし。
いくら社員といえども
そんなことを注意するのはどうか
ってことで、
いままでは言わなかった。
しかし。
今日から女性自身の編集長になったんだから
これだけは言わなければならない
と思われての
「頼み」だった。
……なんで?
ポケットに両手をいれて歩いていると
転んだときにケガをするから、
です。
……そういえば
幼稚園の頃、
よく母から言われました。
「ポケットに手を入れて歩いてはいけません」
「危ないから」
……たしかに、手があいていれば、転んでも手をつけるので、
顔や頭を守ることはできる。
当時の櫻井に、光文社の副社長は
こんなふうに言ったそうです。
「君がケガをするのはかまわない」
しかし、
「女性自身の編集長にケガをされては困る」
だから、
「女性自身のために、手をポケットに入れるな」
……なるほど。
櫻井はそれ以来、
ポケットに手を入れることもないし、
両手に荷物をもって歩くことも
極力しない。
「君はいつも、荷物を両手にもってるね」
……とは櫻井が私に言った言葉。
う、、、それが言いたかったんですね。。。


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